全国に残る八百比丘尼の足跡をまとめています

埼玉県さいたま市西区水判土に残る八百比丘尼の伝承

埼玉県さいたま市西区水判土(みずはた) の慈眼寺に、八百比丘尼にまつわる話が残っている。

慈眼寺の本堂の東には、八百比丘尼(やおびくに)の碑が祀られているが、祀られていた移設前の祠は、比丘尼が亡くなったとされる場所に建てられたものと言われる。

ほかに以下のような話も伝わる。

八百歳の時にこの地に立ち寄り、善政を施していた当地のお殿様に残りの二百歳の命を差し上げ、自らは紫金の地蔵尊を抱いて亡くなったという。

比丘尼が亡くなった時に抱いていたという小さな延命地蔵尊(通称「寿地蔵尊」)が、享保八(1723)年に出土し、その石櫃に八百比丘尼大化元年と記されていた。現在も慈眼寺に秘仏として残されている。

また、八百比丘尼の守護仏の旧跡であったことを示す石標が当山の門外に建っていたという。

他には榎(エノキ)を植樹したという言い伝えもある。

慈眼寺のサイトには八百比丘尼にまつわる話が詳しく紹介されているので、リンクさせていただきました。

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