埼玉県さいたま市北区植竹町には、その昔、八百比丘尼が植えたビャクニンマツと呼ばれる松があった。
現在、その跡には八百姫大明神という小さなお堂がある。
(この跡地については、下記の記事と一部重複しています)

また埼玉県さいたま市北区櫛引(くしびき)町にある2つの塚は、八百比丘尼の遺跡として伝わっている。
現状、確認できるのは一つのみであり、国立研究開発法人の敷地内のため訪れるのが難しい場所ではある。
なお櫛引町2丁目は北区、1丁目は大宮区となっている(令和7年)。
この塚から200mほど南の櫛引観音堂には、八百比丘尼が植えた槻(ケヤキ)の大木が2本あったという。
同所に八百姫を歌った碑がある。



